アウトソーシング
ビルド・オペレート・トランスファー(BOT)計画に基づくソフトウェアデリバリーモデル
はじめに
現在、多くの組織は迅速かつ指定された予算内で業務変革やデジタルトランスフォーメーションを遂行しようとしています。しかし、気が付くと、次のようなかなり厳しい問題に直面します:
- プロジェクト計画しかない時、適切な製品・サービスを早く市場投入するにはどうすればいいか?
- 組織の特定の中核機能に注力している既存チームをどのようにスケールアップするか?
- ビジネス目標の達成を可能にする新スキルセットを持つ専任チームをどのように採用して育成するか?
- 同時に、新しいチームとその成果物に対する管理権限をどのように維持するか?
この状況に向き合った場合、ビジネス目標達成をより早く推進できるリモートチームの採用を検討するのが賢明です!
下図のように、貴社の期待に応えるソフトウェア開発のための多様なデリバリーモデルが存在します。

もちろん、画一的な解決策がすべての期待に対応することはできません。組織のニーズは、目的、製品やサービスのポートフォリオ、文化、デジタル成熟度と他の差別化する要素によって決定します。また、アウトソーシングの持っているデメリットにも検討しなければなりません。
それにしても、長期的なオフショアソフトウェア開発サービスセンターへの移行を検討したら、BOT計画への投資をおすすめします。
本記事では、BOT方式の定義と内容、そしてアウトソーシングのニーズに応えられる点を解説します。さらに、貴社のプロジェクトにおけるBOT計画の実現でekinoVietnamの支援できる方法もご案内します。
アウトソーシングを検討する理由?市場背景とデメリット
BOT計画を調べる前に、プロジェクトのアウトソーシングに対してまだ疑いを抱えている組織が存在するのを認める必要があります。
まず、幅広い背景を考慮しましょう。2024年、世界のITサービスアウトソーシング市場は7440億ドルと評価され、2030年までには1兆2000億ドルに成長すると予測します。その成長は、コスト競争力およびテクノロジに精通している若い人口の恩恵を受けられるアジア太平洋には特に見えます。例としては、
- 市場調査会社Mordor Intelligenceによると、2026年から2031年にかけて日本のITアウトソーシング市場は急成長が見込まれ、年平均成長率(CAGR)11.31%で2026年の740憶ドルから2031年には1270億ドルに達すると予測します。
- ベトナムもまた、力強い成長を示しています。Mordorは、同国市場が2026年の20億ドルから5年後に倍増すると予測します。さらにStatistaのデータによると、2026年の総収益8億5600万ドルから早ければ2028年にも10億ドルを超えるのも示します。
急成長しているアウトソーシング・オフショア業界がビジネスにとって競争力を与えます。Forbesは、戦略的アウトソーシングにはコスト面の利益をもたらすだけでなく、組織は変化する市場需要への適応する柔軟性が高まり、反復的な業務を外部に委託することで自社の専門知識が一層集中できるようになるのです。業務の最適化は、対応、変革、そして成長する可能性を生み出します。
しかし、アウトソーシングのデメリットも存在します。例えば、オフショアのリモートチームは適正価格で高品質な成果物を迅速に提供できますが、遠く離れたオフィスに中核業務を集中しようとするマネージャーとしては、そのチームの採用と管理が課題となります。貴社の目標、価値観、文化を調整してオフショアチームを採用することも時間がかかり法的に複雑な作業も言えます。
つまり、将来の成功のためにチームという資産とノウハウを確保しつつ、オフショアにアウトソースしたいということです。
そこで、ekinoVietnamが登場します!お客様のビジネスニーズに対応するために、BOT方式のモデルを提供しています。しかし、その前にBOTの定義を確認しましょう。
BOT方式とは
BOT方式の契約とは、クライアント組織がサービスプロバイダー組織を雇い、 (契約期間中の)運用を立ち上げ、実行し、その運用をクライアント組織に移管するものです。
BOTのサービスプロバイダー組織は、クライアント組織のためにターンキービジネスを立ち上げます。クライアント組織は事業運営に関与し、そして事業が準備完了し稼働する時サービスプロバイダー組織から完全に制御します。
BOT方式の3フェーズ構成
名前を示す通り、BOT方式は3つのフェーズに含まれます。ここでは、それぞれのフェーズの詳しい解説および貴社のプロジェクトを通じてどのようにekinoVietnamはBOT実現で支援できるかを紹介します。

フェーズ1:ビルド(建設)
初めに、クライアント組織はアウトソーシングサービスプロバイダーとビジネスニーズ、目的、ゴール、KPI、チーム規模や必要なスキルセットに関する期待などを明確に定義します。
要件が収集され理解すると、BOTの企業は新しい法人格下で専用のオフィススペースを設置し、採用プロセスを開始し、設備・技術・その他プロジェクトを指定された予算内で実行するために主要なインフラストラクチャの要素を確保します。採用は複雑になりかねないので、適切なアウトソーシングパートナーに大きな変化をもたらします。
希望するスキルセットを持つ適切なチームを編成するために、ekinoVietnamは候補者を絞り込み、その後お客様によって精査されます。お客様は採用プロセスに完全に関与することも選択できます。オフショアチームは、優秀であっても、既存のオンショアチームとの一体性を確保するためにクライアント組織の文化に基づいて採用されます。ekinoVietnamは、コストに関する完全な透明性を備えて、お客様のために20~120人規模のチームを構築します。
フェーズ2:オペレート(運営)
このフェーズは、予算から逸脱することなくプロジェクトの目標を達成し、期限を守るために極めて重要です。
適切なアウトソーシングパートナーは、十分な注意を払ってすべての管理業務と運営業務を管理します。クライアントには、定期的な会議を通じてプロジェクトの状況と進捗が常に報告されます。
急速な技術の進歩と特有の物流上の課題(タイムゾーン・地理的距離)を考慮すると、オフショアとオンショアのプロジェクトリーダーが毎日、毎週、毎月、四半期ごとにコミュニケーションを維持することが不可欠になります。
また、ビルドのフェーズ中にクライアントから共有された標準業務手順(SOP)は、新しい事業体の組織構造に統合されます。これにより、クライアント組織の文化、プロセス、ブランドが子会社にも根付くことが保証できます。
世界的なチームは資産ですが、長期的に会社に貢献してもらうことを認識する必要があります。そうでなければ、知識・時間・トレーニングが無駄になってしまいます。
EkinoVietnamは、プロジェクトのニーズとお客様の期待に沿ってプロジェクト関連の日常業務をすべて管理します。さらに、アウトソーシング従業員の果たす重要な役割を考えると、従業員の定着が予算内でプロジェクトに成功させるための鍵であることも理解しています。
フェーズ3:トランスファー(譲渡)
プロジェクト期間の後、クライアントはオフショア子会社の完全な法的管理権を取得することを選択できます。
この時点で、ekinoVietnamは運営、知的財産、データ、資産、チーム、現地の営業許可証の100%をクライアントに移管します。
BOTが役に立つ時
多くの組織は、アウトソーシング・オフショアの提供される可能性をまだ十分に探究しません。それは、二重の理由があります:
1.伝統的な手作業集約型の技術的・サポート業務が、国内市場よりも技術人材が安価なオフショア国にアウトソースされると考える傾向
これは過去には真実だったかもしれませんが、今日のアウトソーシングサービスプロバイダーは、クライアントに革新的で戦略的かつ収益を生み出すソリューションを提供します。これにより、バリューチェーンにおいてより高い役割を主張しています。
2.契約オプションがスタッフ増強か専任チームモデルに限られていると考える
これらの取り決めは多くの企業にとって非常に適していますが、知的財産権やデータ保護に関する企業規制だけでなく、成果物の品質、納期遵守、従業員の定着率、説明責任に対する期待によって採用が難しいと感じる企業もあるかもしれません。
そのような期待は、アウトソースされた事業体の運営に対する管理とガバナンスを強化するしかない方法で応えられます。
リスクが高い大規模かつ長期的なプロジェクトで、企業は従来のスタッフ増強や専任チームモデルよりも、もっと実践的なエンゲージメントモデルを好みます。BOT計画により、クライアント組織は現地市場で自社のビジネスを確立し、BOTサービスプロバイダーとより深く協力し、リソースを直接管理することができます。
BOTのメリット
それらの利点以外、下記のようにBOT計画をもたらすメリットを解説します。
従業員の生産性・働きがい
海外子会社内での採用は、チームが他のプロジェクトに取り組むことなく、新しい事業体のプロジェクトに完全に引き受けるという意味です。これにより、従業員の生産的はもっと高くなり、働きすぎでくたびれることがなくなり、さらに働きがいに貢献します。
内部能力の開発
BOT計画は、組織が価値を創造・確保し、目標を達成しながら、内部能力を構築するための優れた方法です。
市場参入戦略
新しいスキルやより価値の高いサービス提供を備えて海外市場に参入したい企業は、BOT計画を通じて大きな利益を得ることができます。
市場投入速度
技術競争の激しいレースでは、迅速かつ最初に動く者がかなりの利益を享受します。それはまさにBOT計画が可能にすることです。
戦略的活動への集中
クライアント組織は、海外子会社の運営に伴う管理の複雑さよりも、戦略的な成長や中核機能に集中できます。優れたアウトソーシングパートナーは新しい事業体と元のビジネスとの統合を非常にスムーズで容易にします。
文化的・法的煩雑さなし
クライアントが自分で地域の文化的側面や法規制に取り組む場合、新しい事業体設立プロセスを遅らせる可能性があります。一方、BOT計画は文化的かつ法律的な側面をより迅速な把握できることを保証する。アウトソーシングパートナーの詳細なノウハウで設立プロセスの実行がはるかに簡潔になり、手間もかかりません。
コスト削減
オフショアとアウトソースセンターがこれほど人気になっている最大の理由の1つは海外子会社の設立と運営に関連する賃料、給与、管理費、その他のコストの削減によるものです。
まとめ
業務変革やデジタルトランスフォーメーションを目指す企業にとって、アウトソーシングは戦略的なメリットをもたらす可能性があります。しかし、成功率は結局企業自身のニーズと制限の認識にかかっています。本記事が、BOT計画に実現するソフトウェア開発アウトソーシング
当社がBOTプロジェクトでお客様をどのようにサポートしているかについて詳しく知りたい場合は、お問い合わせください。